2017年1月16日 / by FNHFZEMLDQ / いぼの種類と似た病気 / No Comments

いぼは大きく3つの種類に分類されます

いぼは、医学的には疣贅と言います。これは「ゆうぜい」と読みます。また尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖圭コンジローマの3つに大別されます。ウイルスという原因が同じであっても臨床症状、つまり現れ方は種類によって異なります。

一般的なタイプは手指にできる尋常性疣贅です

一般的ないぼであり、手の指や背中にできるタイプが尋常性疣贅です。原因は2型ヒト乳頭腫ウイルスによるものと考えられています。大きさは数ミリから数センチに至るものもありますが、ほとんど自覚症状はありません。

触るとザラザラしており、角化すると固くなります。複数個同時に発生することが珍しくありません。上記以外の場所に現れることも稀ではなく、顔や首にできる数ミリ程度で突起状のものを糸状・指状疣贅と呼びます。

掌(てのひら)や蹠(あしのうら)にできるのが掌蹠疣贅です。表面は厚くなりますが、突起状になることは少ないとされます。さらに砂利道のようにゴロゴロできるのがモザイク疣贅です。いずれも難治性ですが自然に治ることも多いようです。

顔面にもできやすい種類は青年性扁平疣贅です

主に顔面や手、背中にできやすいいぼが青年性扁平疣贅です。こちらは主に3型のウイルスが原因と考えられています。大きさは小豆より小さい程度であり、やや褐色を呈することもあります。扁平状であることが名前の由来です。

ほとんど自覚症状はありませんが、中には痒みを伴うケースがあるようです。並んで複数個できることも多いですが、自然治癒する事例もあります。そのため気づかない間に発症と消失を繰り返すパターンも稀ではないようです。

見かけ上は類似しますが、やや大きく全身に現れるタイプは疣贅状表皮発育異常症と呼ばれます。これは5型ウイルスの関与が疑われています。時に悪性腫瘍、いわゆるがん化しやすいこともあるので注意が必要です。

性感染症でもあるのが尖圭コンジローマです

生殖器部分にできやすいのが尖圭コンジローマです。尖形疣贅、陰部疣贅と呼ばれることもあります。性行為によって感染するため性感染症に分類されます。とはいえ見た目はいぼの形を呈しています。原因もヒト乳頭腫ウイルスです。

他のタイプとは異なり、皮膚の軟らかい箇所、粘膜部分に生じます。大きさは数ミリから数センチに至るものもあります。カリフラワー状になることも稀ではなく、色は白っぽいのが特徴です。ブヨブヨして弾力があります。

自覚症状がほとんどないので気づかないことも多いようです。ただし悪臭が出ることも多々あり、それで気づくことも珍しくありません。もちろんパートナーからの指摘もあります。妊婦の場合は肥大することがあるので注意しましょう。